「VYMに興味があるけど、月3万円の不労所得を得られるまで、どれぐらいのお金と時間が必要なのかわからない」、「見通しが立たないのでVYMの購入に踏み出せない」と悩んでいませんか?
高配当ETFによる分配金で不労所得を得ることは魅力的ですが、それまでにかかるお金と時間がぼんやりしていては、長期で買い続けるモチベーションも保てませんよね。
また、「買い続けて将来的に損をしないのか?本当に大丈夫なのか」と不安を感じて、購入を足踏みしてしまうこともあると思います。
今回の記事では、これまでのVYMの実績データから、月3万円の不労所得を得るまでに必要な金額と、達成までの年数を計算してみました。
わたしの経歴!
・婚姻費用・養育費を払いながら、資産形成歴1年以上
・現在、収入の約6割を資産運用に回している
・お金にも心にもストレスがなく、充実した毎日を過ごしている(ブログも私生活も楽しい)
・VYMを毎月15万円分購入している。
この記事を読めば、VYMで月3万円の不労所得を得るための見通しが立ち、将来的な不安が消えます。また、購入に躊躇している人にとっては、その迷いが消えるはずです。
頑張って計算してみたので、ぜひ最後まで読んでみてください!
VYMで不労所得 月3万円は可能か
先に結論を述べますと、VYMで月に3万円の不労所得を得ることは可能です!そのために必要なことは、毎月VYMを買い続けることだけです。
では、月3万円(具体的には年間36万円)の不労所得に到達するには、具体的にいくら、そして何年かかるのかというと、
以降の章で、その根拠を解説します!
VYMのこれまでのデータ
まずは、VYM10年分の価格と分配金の推移に注目してみましょう!尚、2021年は年末価格が確定していないので、2021年10月現在の最高値に設定してあります。
そしてこちらは、VYMの1口当たりの価格推移です。
VYMの価格は順調に上昇していることが分かりますね!
次に、これまでの価格と分配金の推移から、VYMの価格上昇率(以下、騰落率)と分配金の増配率を計算した結果、以下のような結果となりました。
VYM10年分のデータから求めた騰落率と分配金の増配率 | |
騰落率 | +9.61% |
分配金の増配率 | +10.46% |
つまり、VYMは過去10年の間で、年ごとに見ると若干の上下はあったものの、10年トータルで見ると価格も分配金の金額も順調に上がってきているということです。
この上昇率が今後も続くと仮定して、次の章ではVYMの今後を予想しました。
VYMの今後を予想
先ほどの VYMの騰落率から求めた今後のVYMの価格予想のグラフが、こちらです。
これまでの実績から予想した結果、順調にいくと10年後の2031年には1口当たり$270になる予想です。
さすがにここまできれいな形の伸びにはならないとは思いますが、今後も細かく上がって下がってを繰り返しながら、順調に伸びていくことがこれまでのデータから予想されます。
この騰落率と増配率から求めた年間に得られる税引き後分配金(不労所得)を示した表を下に示しました。なお、先に、計算に用いた前提条件を記載します。
表の計算に使用した前提条件 | |
年間購入額(円/月) | 15万円 (年間180万円) |
為替レート(円/$) | 113円/$ (為替は固定) |
騰落率 | +9.61% |
分配金の増配率 | +10.46% |
なお、税引きの計算は、外国税額控除を行なわなかった場合を想定して、分配金に対して28.3%の税率を適用しています。
VYMで月3万円の不労所得のためのシミュレーション
そして、VYMを月15万円分ずつ毎月買い続けた場合の、購入口数と税引き後分配金(不労所得)をシミュレーションした表を下記に示します。
VYMの価格の上昇に合わせて年間で購入できる口数は減ってはいきますが、価格が安いうちに購入口数を積み上げることで、分配金は加速度的に上昇していくことが分かります。
その結果、わたしが目標とする月3万円の不労所得のためには、月に15万円分のVYM購入を6年続けることで達成できる可能性が高いことがわかりました。
ゴールが見えると、向かうためのモチベーションが上がりますよね!
ちなみに、同じ表を使った計算で、月の購入金額を変えたモデルケースも計算してみましたので、ぜひ参考にしてみてください!
そして、VYMには、分配金による利益(インカムゲイン)以外に、価格上昇による売却益(キャピタルゲイン)も見込めます。累積口数とVYMの騰落率、および為替は変動しないと仮定した場合の計算結果から、毎月15万円ずつ購入した場合の6年後の利益は+約427万円となります。
売ってしまうと、当然、分配金もらえなくなってしまうので基本的に売却はしませんが、もしもの時にまとまったお金が必要な時の備えとして、売却益は頼りになります。
総資産が増えていくのは純粋に嬉しいです!
VYMで月3万円の不労所得は可能!
今回は、VYMで月3万円の不労所得を得るには具体的にいくら必要で、何年かかるのかについて計算してみました。その結果、
ことがわかりました。VYMは高配当ETFの中では広く多くの企業への分散投資がされているので暴落時のリスクが比較的低めであり、これまでのデータからも順調に分配金が上昇していく見込みが高いです。
そして、VYMで月に3万円の不労所得を得るためにやることはたった1つ、毎月VYMを買い続けることだけです。価格の上げ下げは気にしてはいけません。
日々の細かい価格の値動きに左右されることなく、余計な精神的ストレスのかからない資産形成の手段として、ぜひ参考にしてみてください。
ではではまたまた!
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