おはようございます! こんにちわ! こんばんわ!
ナカヤマアオです。
以前の記事で、わたしには生命保険は「必要」と書きました。
今回の記事では、なぜそう思ったのかについて解説したいと思います。
「生命保険っていらないんじゃ?」と思っている方や、自分自身にとって適した生命保険が分からない方のご参考になればと思います!
この記事で分かること
・生命保険に加入する目的と、保険が必要な人
・生命保険に入るタイミング
・ナカヤマアオにはなぜ生命保険が必要なのか
生命保険に加入する目的
まず、生命保険の種類は、大きく分けて2つあると思います。
ここでは、①の掛け捨ての生命保険について説明します。②については今後、別記事で解説させていただきます。
掛け捨ての生命保険
例えば月額2000円の保険料で、死亡時に2000万円を遺族が受け取れるというタイプの保険です。
この保険は、自身が死亡したり働けなくなったときに、養う家族(扶養に入っている妻や子供)が生活苦となって路頭に迷うことのないようにするためのものです。
ちなみに、厚生年金や国民年金に加入していれば(会社員であれば必ず厚生年金に加入させられていますし、20歳であれば国民年金に入るための通知が嫌でも来ます)、家計の大黒柱が無くなったときに遺族は遺族年金というものを受け取ることができます。
給与によってその額には違いがありますが、妻、子供1人の3人家族で、月収35万円の会社員の夫が亡くなった場合は、月に約13万円(会社員の場合は遺族基礎年金+遺族厚生年金)の遺族年金が受け取れます。ただし、子供が18歳になると遺族基礎年金の方は給付終了となり、受給額は減ります。
このような制度があるので、掛け捨ての生命保険に加入する場合は、もらえる遺族年金と将来必要になるだろうお金を計算にいれたうえで保険金の額を決める必要があります。
当然ですが、保険金の額が上がると月々の保険料は上がるので、財布とも相談です。
例えば、上のケースで子供を将来は大学に通わせたいと考えて、幼稚園から大学卒業までの子供の養育費と学費などの諸々を保険金と遺族年金で賄うと想定した場合、必要なお金が合計4000万円かかるとすると、13万円×12か月×18年=2808万円となり、1192万円不足することになります。この1192万円を生命保険で補填すると考えればよいのです。
ちなみに1192万円の保険金であれば、月々大体1500~2000円ほどで生命保険に加入できます。掛け捨てということで支払った保険料は一切戻ってきませんが、受け取る保険金を必要以上に多くしすぎない限りは、保険料は据え置きのものが多いです。
生命保険が必要な人と、加入のタイミング
生命保険が必要な方は、以下のような方です。
上記のような方は、生命保険が必要だと考えます。遺族年金だけでも慎ましい生活は可能かもしれませんが、子供がいる場合、教育資金は遺族年金だけでは不足する場合があります。生命保険は、残された家族が一家の大黒柱を失った後もこれまで通りの生活を送るため+残された子供に然るべき教育の機会を得るためのライフラインになり得ます。
加入するベストなタイミングは、結婚したときや子供ができたときなどの、養う家族ができた瞬間です。
逆に、
・養われている人
・養ったり面倒を見なければならない人がいない。
・養う家族がいるが、自分が亡くなっても残された家族が路頭に迷わないだけの十分な資産がある。
上記の方には生命保険は不要かもしれません。基本的に生命保険は、加入者本人が死亡したときに保険金がないと生活に困る家族などのためにお金を残す手段なので、生活に困る人がいなかったり生活に困らないだけの資産がある場合は、加入しても保険料がただの余計な出費となる可能性が高いです。
ナカヤマアオにはなぜ生命保険が必要なのか&加入している生命保険
わたし自身のケースを解説します。わたしは現在は独身ですが、2年前まではパートナーがいて子供も一人いました。今は離婚をしましたが、子供とは毎月面会をしています。現在わたしは、その子供のための生命保険に加入しています。
わたしは毎月養育費を支払い、元妻もフルタイム勤務で収入が多い方なので現在は生活に困ることはないと考えていますが、もしもわたしが死亡した場合、子供への遺族年金(この場合、受け取る権利者は元妻ではなく子供となる。受給額は変わらない)だけでは子供に十分な教育資金を残すことができない可能性がありました。
その資金を補填するのが、生命保険による保険金です。月に約1400円の保険料で、私が死亡した場合は月額8万円の保険金が、子供が22歳(大学卒業までを想定)になるまで毎月給付されます。1年で96万円なので、国公立大学程度であれば十分に通わせられる学費は確保できます。奨学金をうまく使えれば、一時的な負担はもっと減るでしょう。
もし今後、私が再婚して子供を授かってから死亡した場合は、遺族年金の権利はその時の妻と子供になるので、元妻との間の子供には遺族年金は支払われなくなってしまいます。わたし自身の状況にそのような変化があった場は、月々の保険料の負担は上がるでしょうが、保険金の金額を増やすための見直しをする予定です。
まとめ
今回は生命保険が必要な場合とその理由を、生命保険の役割と一緒に解説してみました。
ポイントは、以下の3点です。
もし、みなさんがすでになんらかの生命保険に加入しているなら、
・その保険金を受け取るのは誰なのか
・受け取れる保険金で、今後の生活に困ることはないか
・特に生活に困らないのに、余計な保険金がかかってないか
などを一度確認して、生命保険を最適化してみてはいかがでしょうか?
そうすれば、本当に必要な人への保障体制が整い、出費も最適化され、将来の不安が和らいだ状態で人生を楽しむことができるはずです。
ではではまたまた!
コメント