医療保険は不要なのか?② ナカヤマアオが医療保険を解約した4つの理由

資産形成
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おはようございます! こんにちわ! こんばんわ!
ナカヤマアオです。

前回、「医療保険って必要なの?」というよくある疑問を解消するために、各種医療制度とわたしが加入している医療保険を例に出して解説した記事を書きました。

今回は上記の解説記事を踏まえて、私が医療保険解約を決意した理由をまとめてみました。

この記事で分かること
・やっぱりすごい! 公的医療保険と健保の付加給付制度
・医療費以外の出費は貯金で賄える可能性が高い
・民間の医療保険は意外と給付金がもらえないケースがある
・病気、けがになることにお金を賭けず、健康と希望にお金を掛けたほうが、きっと人生を楽しく生きられるかもしれない

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公的医療保険と会社の付加給付制度で、医療費の心配はなし

働いている方は、みなさん公的医療保険(会社員なら健康保険、自営業・フリーランスなら国民健康保険)に加入させられています。

これによって、わたしたちは以下の恩恵を受けることができています。

・かかった医療費の7割はカットされ、負担は3割で済む。
・たとえ医療費が100万円かかっても、高額医療費支給制度を利用すれば、負担は約8万円で済む

詳しくは、前回の記事をご参照ください!

さらにわたしの場合は、会社の健保独自の付加給付制度によって医療費の最大負担が月最大20,000円に抑えることができます。

この2本柱について深く知ったことで、私は医療費に関しては不安を抱かなくなりました。

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入院にかかる費用は貯金でカバーできる

長期入院することになった場合、ベッド代や食費は公的医療保険では保障されません。そんなとき、民間の医療保険に加入していれば入院1日につき5000円の給付金を受けることもできるでしょう。
しかし、病気やけがで病院にかかることはあっても、入院まですることは、人生においてそんな頻繁に起こらないのではないでしょうか。

わたしは、入院することに備えるのであれば、むしろ民間の医療保険に払っている額をそっくりそのまま貯金した方がよいのではないかと思います。

例えば、3年間、月に5000円貯めて、3年後に何かしらの入院が発生した場合、36日間はこれまで貯めた貯蓄で備えられます。

使わなきゃいけないときは、ためらわずに貯蓄を使いましょう!そのための貯蓄です!

こちらのサイトによると、入院日数の平均は29.3日(全年齢で集計。高齢者の大病による1000日以上の入院実績も計算に含むので、入院期間は多めに計算されている)なので、入院36日間分の貯蓄があれば、1回の入院は医療保険に加入していなくてもしのぐことが可能なのです。

また、民間の医療保険料に払ったお金は給付金を受け取れなければ戻ってきませんが、医療保険に払うはずだったお金を自分で貯金しておけば、入院しなかった場合はそのお金は自分の手元に残ります。

わたしは将来、「〇年入院しなかった記念!」として、その貯金を少し使っておいしい食事に行くのはどうかな、と思っています。

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給付金がもらえないケースがある&コスパがよくないかも?

実際に私が加入している医療保険の約款(やっかん)をよく読むと、「あれ、こんなときは給付金もらえないんだ・・・。」や、「保証の割にコスパがよくないかも・・」と思うことがありました。例を挙げますと、

・日常でよくありそうな、骨折や手指の切創治療などの手術の場合は、手術給付金50,000円がもらえない。
・手術給付金が支払われる入院をして、その入院が原因となった病気やケガの場合の通院でしか、通院給付金1日3,000円がもらえない
・60歳までに支払う保険料は、約300万円

もちろん、説明を受けて加入したのはわたし自身ですが、「自分が想定していたよりも多くのものが得られない」と分かったとき、少しずつ、「どうしてこの保険に入ったんだろう?」という疑問が湧いてきました。

いざというときのために保険に加入したのに、その「いざというとき」に給付が下りないと、ショックですよね・・・。

また、最近投資を始めるようになってから、「月額いくら?」ではなく、「トータルでいくら?」で考えるようになりました。

の結果、60歳までで払い込みではあるものの、合計300万円という大金は健康維持のために使ったり、またはどこかに投資したほうが、「健康を維持して老後に備えつつ、資産も増やせる」のではないかと考えるようになりました。

大けが、大病にかかることを恐れてお金を賭けるのではなく、将来の健康、希望にお金を掛けたい

とはいえ、どんなタイミングで大けがをしたり、大病を患うリスクは常にあります。

しかし、そういう起きるか起きないか分からないことにおびえて、不安を払うため、安心するためにお金を賭けるよりは、そうならないために、健康に生きるため、将来に希望持って生きることのためにお金を掛けるほうが、希望に満ちた人生を送ることができるのではないかと思いました。

例えばわたしは、2~3日に一回は息があがる程度の運動を習慣にしています。

これには体型維持という目的もありますが、将来の運動不足による生活習慣病にならないように備える狙いもあります。さらに今後は、本格的にジムに通うことも視野に入れています。

また、今年の4月から積立NISA、6月からは米国高配当ETFへの投資を開始するなど、将来に向けた資産形成も開始しています。

これらは、老後に向けた準備であると同時に、将来に希望を持って生きたいというわたしの決意表明でもあります。

もちろん、大けがや病気の可能性はゼロではありませんし、これを書いた次の日には、わたしがこの世にいない可能性もゼロじゃありません。であれば、なにが起こるか分からない人生であればこそ、悔いの残らない、希望に満ちた人生を送りたいと考えています。

明日雨が降るかも、と傘を準備するよりは、明日晴れるよな!と太陽を望むような人生を送りたいです。

とはいえ、決して楽観主義というわけではなく、もしもの為に必要なものは、今のうちから自分で準備しておくことが肝要です。

まとめ

以上、わたしが医療保険解約を決断した理由についてまとめました。

決断したポイントは、以下の4つです。

・公的医療保険と健保の付加給付制度で、医療費の心配はない
・入院時の医療費以外の出費の備えは、その分を自分で貯金することで柔軟性を持たせることができる
・加入している民間の医療保険の給付の機会は想定より少ないことが分かった&高コストだった
・不安・安心にお金を賭けず、健康・希望にお金を掛ける。

わたしは医療保険を解約しましたが、もちろんすべての方に当てはまるわけでありません。いざというときの備えがいまはない、持病を抱えている方など、人によってケースは様々です。

例えば妊娠されている方は、出産に関わる入院で医療保険から支払われる給付金が大きな助けになったりもします。

自身のケースに当てはめてみて、いま加入している医療保険が本当に「必要か否か」を、一度考えてみるのはいかがでしょうか。
ではではまたまた!

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