30代の資産形成⑪ 保険料が半分以下に! 自動車保険が安くなる3つの方法

資産形成
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おはようございます! こんにちわ! こんばんわ!
ナカヤマアオです。
前回、自動車保険はなぜ高くなりがちなのか、について解説をさせていただきました。

今回は、そんな自動車保険を安くする方法をまとめてみましたので、参考になればと思います!

この記事で分かること
・自動車保険料が安くなる3つの要素
・自動車保険の見直しモデルケース(ナカヤマアオの場合)

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自動車保険が安くなる3つの要素

型式別料率クラスの低い車に乗る

前回の記事で紹介しましたが、そもそも型式別料率クラスの高い車を持ってしまうと、保険料はクラスが低いものと比較して高くなってしまいます。そのため、車を選ぶ時から型式別料率クラスを意識するとよいです。
ちなみに、クラス1と17の保険料率の差は約4.3倍近くあるというデータがあります。つまり、同じ保険内容で1万円で済む車と4.3万円かかる車があるということです。
参考: 損害保険料率算出機構

とは言っても車はとても大きな買い物であり、人によっては車種や形の好みなども様々なので、それを我慢して型式別料率クラスを意識しすぎるのも人生の幸福度を下げる要因になりかねません。

そのため、型式別料率クラスは車選びの最終局面における判断材料の一つとして活用するとよいと思います。
すでに車を持っている方で「維持費を少しでも見直したい!」という方は、次の車は型式別料率クラスも参考に選ぶと良いでしょう。

高い等級を引き継ぐ

自動車保険に初めて入る人は6等級から始まり、1年間無事故だった場合は1等級ずつ上がって無事故14年継続で、ようやく最も割引率の高い20等級になる流れが一般的です。

そのため、特に自動車乗りたての若者は保険料が高くなりがちですが、新規の自動車保険加入者が、いきなり20等級になれる方法が1つあります。

それは、同居家族の20等級を引き継ぐことです。

例えば新しく車を買った人が、ずっと無事故で運転してきた20等級の親の等級を引き継ぐことで、本来であれば6等級からスタートする自動車保険を20等級の割引率で加入することができるのです。

ただし、これには「同居」しているほかに、車両の入れ替えや買い替えのタイミングに合わせる必要があります。親の等級を子供に引き継ぎたい場合は、以下の方法をお勧めします。

1.親の保険契約で新しい車(子供の車)に乗り換える。
2.保険の名義を子供に変更する。

親が仕事を引退して今後は車に乗らない場合などに、ちょうど子供や孫が車を購入するタイミングであれば、非常に無駄なくスムーズに等級を引き継ぐことができます。

車両保険を抜く

自動車保険の基本的なスタンスは、「自分が加害者になった場合の被害者に対する補償と、事故による自分自身の人身傷害への補償」がメインです。もしあなたが相手の過失で車が破損した場合は、その修理費用は相手の保険から支払われます。
では、車両保険は何のためにあるのかというと、自損や自然災害、当て逃げなどによる相手のいない場合の(または特定できない場合の)車の破損に対して使用できる保険です。

例えば、こんな時です。

自然災害や盗難や当て逃げに遭った場合は不幸としか言いようがありませんが、それらに遭う可能性はどれぐらいでしょうか?

・・・・・・・・・恐らく、一生に1回か2回かくらいだと思います。

では、縁石や塀でボディを擦ったなどの自損は、車に乗っている人なら誰しもが1度は経験したことがあるはずです。そんなときに皆さんは車両保険を使ったことはあるでしょうか?

実際は、軽傷であるほど使わずに自分で修理費用を出すことの方が多いと思います。なぜなら車の修理費用よりも、保険を使って等級が下がることによる保険料の値上がり額の方が高いケースが非常に多いからです。

私の場合、1台目の車(コンパクトカー)にて、自損によるボディーの削れと、高速道路での飛び石によってフロントガラスにひびが入った経験があり、保険を使用するか判断したときがありました。
その際、保険を使ったかというと・・・・実は1回も使用しませんでした。

すべてのケースで修理費用よりも次年度以降の保険料の上がり幅が大きい見積もりとなったからです。こんなときのために備えていたはずの車両保険なのに、結局一回も使うことがありませんでした笑
こうなると分かっていれば、車両保険にかけていたお金を普通に預金しておいた方がよかったと今となっては思います。
そうしておけば、事故によって修理することになれば預金から費用を出し、事故がなければそのお金は他の用途に使うことができるというわけです。

日ごろから運転に気を付けていれば、お金が浮くと考えましょう!

車両保険を抜くことにより、「いざ自損しても保険を使えばいいや」(ただし、保険を使えば保険料が上がる)という考えから、余計な自損によって修理費用を払わないように「日々運転に気を付けよう」(自損しなければお金が浮く)という考え方が自然とできるようになり、大きな事故にも遭うリスクを下げることができるでしょう。

ちなみに等級が下がった場合に次年度以降の保険料がどれだけ上がるのか、簡易的にシミュレートできるサイトがありましたので、ご活用ください。
ソニー損保:https://www.sonysonpo.co.jp/auto/guide/agde025.html

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自動車保険の見直しモデルケース

私は去年、10年間乗った車から新車に買い替え、それによって保険料が大きく変わりました。具体的には、保険料が約2倍になってしまいました。
型式別料率クラスの変化は、以下の通りです。

対人対物傷害車両
昔の車6776
今の車77715

そして、現在このような条件の保険に入っています。

対人賠償無制限
対物賠償無制限
人身傷害1名につき5000万円
傷害一時費用
保険金
入院5日以上 10万円
車両保険一般条件
保険料(年間)94990円
運転者の条件同居の家族 26歳以上保証
それ以外 年齢問わず保証

保険料が高くなってしまった原因は、 型式別料率クラス の高い車に乗り換えてしまったことです。
この時は、そのような考えがわたしになかったため、ひとめぼれした車を購入しました。
しかし、決して我慢して満足できない手ごろな車で妥協したわけではないので、人生の幸福度が高くなる買い物をしたのは間違いありません。

そんな中での見直しのポイントは、以下の2点です。

①最初の1年は新車ということで車両保険に加入していた。
②これまでの運転実績から、家族以外が車に乗ることがなかった。

①については、新しい車の運転に慣れてない頃に自損をした場合に、かかる修理費用がかさむ可能性があったためです。もうすぐ1年経ちますが、新車の扱いにも慣れ、車幅の間隔にも慣れてきました。(コーナーセンサー様様ではありますが笑)

②については、実際にこれまでの間、自分以外の家族や他人が車に乗ることがありませんでした。そもそも同居の家族がそれぞれ車を所有しているので、必要以上に保証の幅を広げてしまっていました。

以上の反省点から、次回の保険の更新では、現状に合わせて以下のように最適化します。

①最初の1年は新車ということで車両保険に加入した。
 →更新時に車両保険を抜く
②これまでの運転実績から、家族以外が車に乗ることがなかった。
 →更新時に必要以上の保証対象は省く。

これによって、今の保険を見直した結果、保険の条件と保険料は以下のように変わりました。

対人賠償無制限
対物賠償無制限
人身傷害1名につき5000万円
傷害一時費用
保険金
入院5日以上 10万円
車両保険一般条件 → なし
保険料(年間)94990円 → 42830円
運転者の条件同居の家族 26歳以上保証
それ以外 年齢問わず保証

本人26歳以上保証

なんと、車両保険と運転者の条件を見直したことで、保険料が半分以下になりました!
減額の内訳は、車両保険が50740円、運転者の条件が1420円と、やはり保険料の中で車両保険の占める割合が圧倒的に多かったです。

浮いたお金をいざというときの事故の修理費用に備えておき、自損事故などを起こさなければ、毎年5万円が浮くということです。
これで、具体的なコストカットの額が明確になったので、運転をより気を付けようという意識を働かせることができます!

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まとめ

今回は、自動車保険が安くなる要素を3つ紹介し、最後にわたし自身の保険を見直した場合をシミュレーションしてみました。
これから車の購入を検討される方は、下記の3つを意識すると、自動車保険料が安くなり、ひいては家計の大きなコストカットが期待できるでしょう。

・ 型式別料率クラスの低い車に乗る
・ 同居の家族から高い等級を引き継ぐ
・ 車両保険を抜く

すでに車を持っているからは、下二つを見直すことで、私のように保険料を半分以下にすることができるかもしれません!

ぜひ、一度ご自身の入っている自動車保険を見直して、自分の今のスタイルに合っているのか確認してみることをお勧めします!
想像以上の家計の見直し効果があるかもしれませんよ!!

ではではまたまた!

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